+++自己流うまいもん+++

かわった料理、めずらしい料理……というわけではありませんが
自己流で、こうしたらうまかろう、といじってみた料理たちのレシピ。

ただ、「自分が食べてうまい」工夫なので、
万人受けは、きっとしません。
好みがあうかたには、ちょーおいしいかも。

基本的に、「すきなものをちょっと過剰にいれる」傾向があります。
そのへんのさじかげんは、どうぞ、あなたの「自己流」で。


チリコンカン
水でもどさず、いきなり乾燥したとこから茹でてOKな金時まめちゃんは、
まめ好きにんげんの身近な味方。
ことことじっくり煮るまめもかわいいけど、
食べたくなったときに、すぐいただけるのも、うれしい。

塩茹で金時まめ
チリコンカンを作る途中でつまみぐいしたとこから
「あ、こりゃおつまみだ!」とこころのレシピにメモったもの。
塩茹で落花生みたいで、うまかですよ。
オールシーズンいただけるのも魅力。

焼きゆりね
……世の中に、ダイエットの方法は数多あれど、
「絶対、そんなもん、やろうかさ!」と反発をおぼえるのが
「炭水化物ダイエット」。
……何がいいたいかというと、
植物さんたちが貯蔵しているでんぷんは、
魂を胃袋に売り渡してもいいくらい、うまいということです。

むかごごはん
「むかごって何?」そういう反応をされるかたを見ると、
「もったいない!」と拳をにぎりしめて力説したくなるくらいの
個人的うまさです。苦手なひとも少なくないけどね。
全体的に虫っぽさがただようかんじがありますが、
もちろん虫や虫の何かではなく、「山芋のたね」的なもの。
一から説明すると長くなるので
気になるかたは、レッツGGR。

焼き長いも
野菜にかぎらず、つねづね思っていること。
それは、「食べ物は、皮と皮のきわがいちばんうまい」ということ。
皮むくの、もったいないよ。ほんとに。

ある日、むかごのうまさは「皮」の味だよなあ、と思いあたり、
あ、じゃあ山芋を皮ごと食べたらむかご味なんじゃ?
そう閃いて、かねがね好きだった「焼き長いも」を
皮付きバージョンにしてみたら大当たりだった、という話。
ほくほく&しゃくしゃく、両方のある焼き加減が、ちょいと難しい。

冷や汁
知人から教えてもらったふつうの冷や汁レシピを、
「自分のすきなものを過剰に」「ねばねばはうまい。好きなねばねば、ぜんぶいれちゃえ」
そんなことをしていたら、個人的にちょう好みの味になりました。
お雑煮もこうして、家単位で変化していったんだろうなあ。

てこねずし
冷や汁と同じく、好きなものを過剰にしてあれやこれや。
かつお、まぐろだけじゃなくて、
そのときあるぴちぴちのお魚を使って作るのが、おいちい。
きんめのてこね、あじのてこね……うまかったなあ。

粉吹きかぼちゃ
いただいたくりかぼちゃを、ある日ぽくぽくのまま食べたくて、
炊くと水っぽくなっちゃうしなー、蒸すだけじゃのぺっとして味気ないしなー、と思って
そんじゃ蒸してから、粉吹きいもみたいに振ってくずしてみよう、とおためし。
案外、心配したようなバラバラ状態にはならず、ほどよく粉吹きになりました。
ぽくぽくでふり塩がうまかった。

・焼きたけのこ
・タイカレーフォー
(フィットチーネ風)
・くりごはん
・とりのさしみ
・鶏飯(けいはん)
・ローボール
・たんぽぽコーヒー
・ごぼうコーヒー
・シカフレーク


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